外観のデザイン性は重要ですが、必要以上に目立ってしまっては、プレーに影響を及ぼしてしまう可能性があるため、
目標としたデザインはなるべく薄く見せ、その存在をユーザーに気づかれないような形状です。
本デザインでは本体部分と意匠部分を上下に分け、内蔵するものをなるべく本体側に収めることで意匠のカバー部分が薄く見えるよう工夫しました。
カバー部分は後ろから前への流れを意識したものとし、ユーザーに飛ぶイメージを伝えます。
今回の製品は意匠カバーを除き、メインの筐体および内部のブラケットなど、すべて金属パーツの構成でした。
デザイン的には筐体内部空間に余裕があるものでしたが、その中で実際の組立て環境を考慮したパーツ構成や熱を逃がす通り道を
意識した設計を折り込んでいます。当社では主に樹脂筐体の設計を得意としていますが、このような板金加工品を含む設計も対応可能です。
実際に加工する業者とも密にやり取りさせていただく事で、無事製品が完成しました。
①本体をなるべく薄く見せることでユーザーに気にされないデザイン
②後ろから前への流線形とすることでより飛距離が伸びそうなデザイン
➂必要以上に目立たず、かつ性能の良さを表すカラーリング
④板金での筐体製作
⑤天井への設置を考慮
⑥内部配線や熱源を意識したレイアウト検討
【工法】デザイン、筐体設計、真空注型+板金加工、加飾(塗装・印刷)
【材質】PPライク、など
【リードタイム】トータル約3ヶ月
【使用用途】検証用試作品、展示会用、市場投入(小ロット生産)
【AIクラブヘッドトレーサーFocusサイト】https://www.golf-focus.com/jp/#Top