真空注型

【最短データinから中2日で納品!】
樹脂の種類・表面処理・形状・塗装など細かく対応!

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営業時間内のお問合せは2時間以内に対応!
【営業時間:平日・土曜 9:00〜18:00】
さらに、3Dデータ提供で見積りも2時間以内に!

真空注型とは?

真空注型とは、真空に近い状態の槽の中で型に樹脂を流し込み樹脂製品を複製する成型加工方法で、レジンキャストとも言われます。非常に短納期で、コストをかけずに高精度の樹脂製品を製作できることが最大の特徴です。

注型用型はシリコン型や樹脂型、注型用の樹脂はウレタン系やエポキシ系樹脂を使用するのが一般的です。注型で使用する樹脂は非常に粘度が高く、流動性の低いものが多いですが、槽の中をポンプで減圧して真空状態を作り、型の中の空気も抜き取った後に樹脂を流し込み、常圧に戻す際の気圧差を利用することで型の隅々まで樹脂を行き渡らせることができます。

クロスエフェクトではシリコン型を用い、主にウレタン系樹脂で成型する工法を採用しています。

クロスエフェクトの真空注型サービスの強み

クロスエフェクトの真空注型サービスは超短納期対応

徹底的に効率化を図り短納期を実現!
【最短データinから中2日で納品!】

真空注型はシリコン型を作る工程を要するため、短納期での対応が難しい加工方法です。 当社では加工におけるNGや無駄な作業時間を徹底的に削減するために戦略的なものづくりを心がけています。 その結果、工数の掛かる真空注型試作であっても最短データinから中2日で納品が可能となっています。

クロスエフェクトの真空注型サービスは対応力に優れています

表面処理・塗装技術・複雑形状への対応など
多様な樹脂を用いてお客様のご希望に忠実なものづくり

真空注型試作では、仕上げ・着色・塗装などの加飾を行うことができます。 さらに多様な樹脂をご用意しておりますので、手触りや重量感までも量産品と同等の試作品をご確認いただけます。 当社は日常的に意匠性やデザイン性を重視されるご依頼を扱っておりますので、表面処理・塗装などの仕上げ技術の対応力には自信があります。 豊富な試作経験を元に、複雑な形状にも柔軟に対応。お客様の期待以上の試作品を提供いたします。

クロスエフェクトの真空注型サービスはプロダクトデザインとも連携可能

プロダクトデザインとの連携も可能!
デザイン・3Dモデリングの段階からお任せください!

当社はデザイン部門を自社内に設けているため、デザインを含めての試作提案が可能です。 デザインから真空注型製品の作成まで一貫して社内で行うことで、コスト・開発期間を大幅に抑えることが可能です。

真空注型試作の製造工程フロー

真空注型製造工程フロー1

樹脂の流動性と仕上がりを考慮しパーティングラインとゲートを決めます。

真空注型製造工程フロー2

マスターモデルの大きさに合わせ型枠を組み立てます。

真空注型製造工程フロー3

軽量したシリコンを攪拌(かくはん)し、真空脱泡後に型枠に流し込みます。温度管理された恒温槽で硬化させ ます。

真空注型製造工程フロー4

型枠から硬化した型を取り出し、パーティングラインでカットします。

真空注型製造工程フロー5

マスターモデルを取り出し真空注型用シリコン型の出来上がりです。

真空注型製造工程フロー6

あらかじめ恒温槽で温めておいたシリコン型を組み、樹脂を注ぎ込むためのカップなどを取り付けます。

真空注型製造工程フロー7

真空槽にシリコン型と樹脂をセットし、真空状態にしたのち主剤と硬化剤を攪拌(かくはん)した樹脂を流し込みます。

真空注型製造工程フロー8

温度管理された恒温槽に型を移し樹脂を硬化させます。(樹脂によって約60分・120分)

真空注型製造工程フロー9

硬化後、シリコン型より製品を取り出します。

真空注型製造工程フロー10

最後に、取り出した製品のバリやゲート部分を仕上げて完成です。

主な使用用途

真空注型は金型を作成する費用をかけずに、高精度の樹脂製品を得られ、同じ設備で多くの樹脂バリエーションに対応できます。少量生産の形状確認、 機械部品、営業用サンプルなどに利用でき、航空宇宙、自動車、建築、家電、玩具等の幅広い分野の試作に用いられています。

更にはCTスキャナー、MRI、3次元測定器の断層データを基に、骨や患部の立体樹脂モデルを製作するなど医療分野でも応用されています。
弊社では最短でデータinから中2日で発送という短納期・低コストで樹脂製品を製作することができます。

弊社では、最新の真空注型技術により精巧な術前シミュレーター臓器モデルを作成することで、人命救助の一役を担っています。

デザイン

  • 意匠・形状の確認
  • デザインの評価
  • プレゼンテーション
  • 販促用サンプル

開発・設計

  • 機能確認
  • 性能評価
  • 実装評価
  • 可視化評価

生産・製造技術

  • 期間短縮
  • 金型検証
  • 生産工程の検証
  • 小ロット生産品

医療

  • 患部の視覚化
  • 術前シミュレーター
  • 教育教材

真空注型のメリット

最短でデータinから中2日で発送! 短納期・低コストで樹脂製品を製作。

真空注型は、金型作成に比べて、時間は数分の一、費用は数十分の一に抑えることができます。 また、型改造も低コストで柔軟に対応可能です。時間・コストを削減することで、特に試作品の開発などにおいて大幅な効率アップが期待できます。

多数個生産にも対応可能

多数個生産の場合、真空注型は切削加工よりも納期・コスト面で優れています。 更に、切削加工では分割成形後に接着しなければ表現が困難な形状も真空注型では一体の製品を得ることができます。

3Dプリンターより大物加工への対応力が高く、加飾も可能

真空注型のワークサイズは、3Dプリンターより大物に対応可能です。さらに樹脂自体への着色や表面処理・塗装などの加飾が行えるのも真空注型ならでは。ある程度の強度もあるため、嵌合チェックや動作確認も可能です。

幅広い樹脂バリエーションの中から最適なものをお選びいただけます

真空注型で用いる樹脂の主成分は主にウレタン系やエポキシ系ですが、ABS、PP、アクリル、ゴム、POM、などの熱可塑性樹脂の物性に近づけたものを多く取り揃えております。お客様の目的・用途に合ったものをお選びいただけます。

多数個生産を安価に実現

真空注型のシリコン型は20回程度までなら繰り返し使用可能です。多数個の試作品が必要な場合や、販促用のばら撒きツールの製造に適しています。

板金のインサートや異なる樹脂の一体製品も対応可能

オーディオ機器の接続端子などのように、樹脂と金属部品が一体となった製品や、硬質樹脂と軟質樹脂など異なる樹脂が一体となった製品も真空注型で表現できます。プレゼンテーション用や販促用サンプルなど、デザイン性を重要視されるお客様のご要望にもお応えできます。

デメリット

真空注型では主成分がウレタン系やエポキシ系の*熱硬化性樹脂を使用します。熱可塑性樹脂とは物性に多少の違いがあり、実際の製品を想定した強度テスト等には適していません。また、多くの樹脂が数ヶ月で黄変してしまうため、黄変を防止するには専用の樹脂を用いる必要があります。
*熱硬化性樹脂=加熱や硬化剤あるいは触媒の添加によって重合を起こして硬化し、硬化した後は熱によって軟化しない(再使用できない)樹脂。

射出成型と比較した場合、金型を作成する費用が掛からないため、イニシャルコストを大幅に削減できる一方、製品1個の加工に時間や手間が掛かり、それに比例して単価も高くなります。そのため金型を必要としない機械部品や試作品の形状確認、営業用サンプルの作成などに向いています。

射出成型や切削加工と比較すると、寸法精度はやや劣ります。

真空注型用樹脂のバリエーション

お客様の様々なご要望に応えるために、幅広い樹脂バリエーションを用意しております。
標準色以外のカラーリングも幅広く対応しておりますので、別途ご相談ください。

ABSライク(標準色:ベージュ・黒・乳白)

ABS材の物性に近づけた樹脂で、硬度、耐衝撃性など機械的特性のバランスがよく、注型用樹脂の中で最も安価なため汎用的な材料と言えます。

PPライク(標準色:黒・乳白)

PP材の物性に近づけて作られている樹脂で、注型用硬質樹脂の中で最も柔らかく、弾力性があるので、曲げや引っ張りの力に対して強い樹脂と言えます。硬度を変えて半硬質の物性の製品を製造することも可能です。

アクリルライク(標準色:透明)

透過性の高い樹脂で透明の製品はもちろん、着色することできれいなクリアカラーの製品を製作することができますし、当然不透明の製品も製作することも可能です。表面硬度が比較的高い反面、衝撃にやや弱い傾向があります。

POMライク(標準色:オフホワイト)

POM(ポリアセタール)の特性に近づけられた樹脂で、耐摩耗性に優れているので摺動性の必要な部品やギアなどの製品に適しています。

エラストマーライク(標準色:黒・乳白・透明)

ゴム製品に対応した樹脂で、硬度20~90まで変更可能です。硬質樹脂同様、透明製品にも対応しております。

耐熱性樹脂(標準色:琥珀色)

耐熱性が必要な製品に対応した樹脂で、耐熱温度は200℃程度です。耐熱性を得る為にアニール処理(=高温加熱処理)が必要で、その際に樹脂がやや収縮してしまう性質があります。

難燃性樹脂(標準色:乳白)

*UL94規格V-0認定の難燃性を持つ樹脂です。硬度などの機械的特性はABSライク樹脂と同等です。
*UL94規格=難燃性の基準規格で5VA,5VB,V-0,V-1、V-2、HBの順に高い難燃性を示しています。

非黄変樹脂(標準色:透明)

多くの注型用熱硬化性樹脂の欠点である黄変に対して改善を施した樹脂です。アクリルライク樹脂と同様の透過性、物性を持っています。

シリコン(標準色:乳白)

シリコンゴムは撥水性があり、耐薬品性、耐熱性などに優れた軟質樹脂です。その用途は広く、パッキンやカバーに止まらず、キッチン雑貨などにも多く取り入れられています。

人肌ゲル(標準色:ベージュ・透明)

人間の肌のような柔らかさを再現する為に作られた樹脂で、エラストマーライク樹脂では表現できない低硬度0~20度まで変更できます。弊社の術前シミュレーター用臓器モデルはこの樹脂を採用しております。

シリコン型で納期と費用を抑えます

クロスエフェクトでは真空注型用の型に、早く、安価で製作可能なシリコン型を採用しています。

シリコン型は、光造形や切削加工、手作りで作成したマスターモデル(原型)を元に作成します。シリコンは転写性に優れていますので、高精度の複製品を製作できます。また、金型や樹脂型と違い、型に柔軟性がありますので、多少の*アンダーカットの形状や**抜き勾配もあまり考慮せずに型から製品を取り出すことができます。

形状や注型で使用する樹脂にもよりますが、シリコン型は多くの場合、1つの型の使用回数は20回程度であるため、少量生産に向いています。また、シリコンは加熱により膨張する性質を持っているため、熱硬化性樹脂を使用する真空注型では、温度管理が難しく、寸法精度を確保するのには多くのノウハウが必要になります。

*アンダーカット=型を開く方向に対して抜き取れない方向の凸または凹の形状
**抜き勾配=型から製品を取り出しやすいように、型を開く方向に対して製品の形状につける傾斜角

真空注型シリコン型

表面処理について

真空注型の表面処理は、マスターモデルに対して施す処理と、成型が終わった注型品に対して行う処理に大別されます。

マスターモデルの表面処理

マット
標準的な表面処理で、艶のない落ち着いた風合いの製品に仕上がります。
光沢
特別仕様となる表面処理で、マスターモデルの表面を滑らかに仕上げることで、きれいな艶のある製品を作成することができます。透明度の高い透明・クリアカラーの製品もこちらの仕様になります。
シボ
マスターモデルの表面に梨地模様や皮革模様を施しておくことで、注型品も同様の模様のついた製品を提供する事ができます。

注型品の表面処理

塗装
注型用樹脂では表現できない鮮やかな色やシルバーなどのメタリックカラーをご要望の場合は塗装による仕上げをおすすめしております。塗装面の仕上がりも、光沢・マット・シボの中から選択することができます。
ブラスト
お客様ご自身で塗装を行われる場合などのために、*ショットブラストによる処理を行った状態の製品を提供いたしております。
*ショットブラスト=微細な粒子のビーズをワークに投射させ、表面を研削する処理方法。

後加工工程について

お客様のご要望に合わせて、接着、タップやダイス加工、インサートナット圧入などさまざまな加工を行っておりますので、気軽にお問い合わせください。

価格について

真空注型では、イニシャルコストとして『注型マスター費(光造形)』、『シリコン型費』が発生します。
製品代については、難易度により変動致しますので、都度ご相談下さい。

サイズ:150×150×75㎜程度、肉厚:t=2㎜程度、材質:ABSライク 表面処理:マット仕上げ、見積価格:イニシャルコスト(マスター+シリコーン型) 約130,000円、製品(注型品) @約5,600円×5ヶ 約28,000円、合計=約158,000円

サービスご利用にあたって

クロスエフェクトはお客様の要望を叶えるために全力を尽くしたいと考えております。
ですから製品についての詳細な情報をスタッフにお伝えいただけるほど、お客様の望まれる品質・価格・納期で製品をお届けできます。

使用用途、使用環境、寸法精度重要部位、仕上げ加工必要部位等、明確になっていることは事前にスタッフにお伝えください。
更に、設計図、嵌合部品等がご提供いただける場合も事前にお伝えいただけると助かります。

また、不明瞭な点は気軽にスタッフにお問い合わせください。
スタッフ側からお客様の要望に合ったプランを提案させていただきます。

真空注型サービスに関するFAQ

注型の最大サイズは?
X/Y/Z 500×500×200まで製作出来ます。(モデル自体の大きさ)※このサイズを越える物は、別途お問い合わせ下さい。
マスター支給での型取りは可能ですか?
可能です。その際、弊社にて下処理(塗装・研磨等)が必要な場合あります。マスター状態を見てご相談させて下さい。
見積りの目安は?
形状によりますので、都度見積りとさせて頂いております。ご承認下さい。
数個のマスターを一体で注型する事は可能ですか?
可能です。形状確認が必要なため、別途ご相談下さい。
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